木靴作り

伝統の技術


木靴づくりの技術

 

その他

作業台に固定

留め具や木片など靴の内部をくり抜く作業を始めるため、靴を両方とも「くり抜き台」に固定します。 台から外れることがないよう、きちんと据え付けなければなりません。右の図のような道具を使って、隙間のないようしっかり止めます。


隙間を埋める木片


photo23では、左右の木靴の間に木片を差して隙間を埋めています。 この目的のためにこの木片はとてもユニークな形をしています。



作業台に固定

木靴の外側に残っている隙間は長方形や小型の木片で埋めていき、最後の木片がはめられた時点でわずかな隙間もなくきつく固定されます(photo24 )。 これで職人は両手を使ってくり抜き作業ができるようになりました。